わたしは日記は書かない。
毎日の記録は、スケジュール帳に予定を書くだけで十分。
日本語は好き。
文字を書くのが好き。
言葉を調べるのも好き。
だけど、
「文」を組み立てることは好きじゃない。
そんな私が毎日こつこつと続けているのは、
埼玉新聞一面下にあるコラム「さきたま抄」を貼ること。

日本語力を高める目的で
2015年に始めた「貼る日記」。
もう10年になる。
1年分をA4サイズのファイル1冊にまとめているので、
今年で10冊目だ。

新聞をくまなく読む時間がなくても、
コラムのチェックだけは欠かせない。
コラムは今の世の中について、ギュッと圧縮して綴られている。
過去のコラムを読み返すことで、
当時の私の想いや、
まわりにいた人たちのことまで芋づる式に思い出される。
づるづる、づるづる、思いだす。
づるづる。づるづる。
鼻水か笑。
それに、衰えかけている記憶力の助けになったりもするのよね。
ちなみに文筆業の夫は、
いい加減なくせに、かつて日記だけはしっかりとつけていた(過去形)。
でもあるとき、
外付けのハードディスクが突然ぶっこわれ、
「日記が消えたあ。全部消えたあああ」
って椅子から転げおちてケーレンしてたんだっけ(遠い目)。
ちなみに4年分の日記がすべて消えたそうです。
教訓!
だからわたしは日記は書かない。
言い訳か笑。
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